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15区五平太ばやし
(星陵会・子ども会)
十五区五平太ばやしは二十五年前、当時地域にあった星陵中学校の視聴覚室から始まった。
青商会の有志による指導の下、六年生が太鼓を学び夏まつりに初めて参加した。翌年から五年生が加わり参加するようになった。
その後、保護者や子供たちの要望で一年から六年までが参加、百人を超える大所帯、船も造り、まつりらしくなった。子供の人数が多いと、当然唄いたい、横木がしたいと欲が出て、お互い切磋琢磨しあうようになり、優勝を目指しての努力、成果を出してきた。結成後、五年から十五年位が人数も実力も最盛期だったのでは?と思う。
十五区には子ども会と星陵会がある。平成八年ごろに若者を中心に青年団が結成され、まつりを盛り上げていた。その後中学生になった子供たちも加わり「星陵会」が誕生した。学校の統廃合で地域から消えていく星陵、初めて太鼓を叩いた原点の星陵、いつまで名前を残したいとの想いで名づけられたという経緯がある。
北九州市制四十周年特別企画で青商会や十二区の子どもたちと芸術劇場で共演したことなど多く体験や部活と五平太の両立をつづけ、県外の大学や就職をしても必ず祭りに参加する星陵会のメンバーは、地域を想う絆で繋がっている。
しかし、年々減少する子ども達とどう向き合うか、いかにして地域の伝統を繋げていくか、考えなければならないという課題も多い。

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